【GRWG】1年で株価6.8倍、売上2.7倍|GrowGeneration(グロージェネレーション) 2021年3月期(Q1)決算を解説

悩んでいる人

投資対象として大麻銘柄、CBD銘柄にについて知りたい …

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でも海外の企業を調べたり、分析するのはとても面倒だし、難しい …

そんなお悩みをお持ちの方に向けて書きました。

こんにちは、やん(@yan_blog)です。

やん

本記事では大麻関連企業「GrowGeneration」の会社概要と2021Q1決算について解説します。

こんな人におすすめ

・「Grow Generation」がどんな企業なのか知りたい

・成長性や収益性、安全性について知りたい

目次

会社概要(GrowGenerationとは?)

 

 Grow Generationの会社概要についてまとめました。

  • Grow Generationは、2014年に設立された米国コロラド州デンバーに本社を置く企業
  • 北米最大級の水耕栽培センターチェーン。米国12州で52水耕栽培/ガーデニングの小売店を運営
  • 水耕栽培用の栄養剤、培地、屋内および温室用照明、換気システム、アクセサリー等を販売
  • 同社の製品はオーガニック食材や大麻の栽培に使用されており、大麻栽培向けの需要が大きく成長
本社所在地米国、コロラド州、デンバー
設立2014年
上場2019年(NASDAQ:GRWG)
事業水耕栽培用品事業
従業員数590人
売上高193(百万USドル) 2020年
企業HPURL
IR資料 URL

会社概要について補足します。

まず本社のあるのはアメリカのコロラド州デンバーです。下のGoogleMapに示した位置にあります。

ちょうどアメリカの中央に位置するところですね。

出所:Google Map

そしてアメリカ国内12州で53店舗を展開しています。

GrowGenerationsのプレゼンテーション資料に分布図があったので掲載します。

(下のプレゼンテーション資料では52店舗となってますが、2021Q1資料では53店舗となっていました)

大麻が合法化(Legal)されている州の店舗数が多いことが分かります。

出所:GrowGeneration Investor Presentation

取り扱い商品としては、水耕栽培のための肥料や培地、照明や換気システムなどを主に提供しています。

水耕栽培とは、土壌ではなく、水を溶媒としたミネラル栄養溶液を用いて植物を栽培する方法です。

この方法は一般的に屋内での栽培に使用されます。

養液栽培は、従来の土壌栽培に比べて、1エーカーあたりの収穫量が高く、より早く作物を生産することができます。

有機栽培の果物や野菜を生産する縦型農場でも、水耕栽培が利用されています。

また、屋内栽培技術や水耕栽培製品は、大麻やヘンプの栽培など、新しい産業や新分野で活用されています。

水耕栽培機器業界の総売上高は、2025年には160億ドルを超えると予測されています。

出所:GrowGeneration Investor Presentation

株価チャート

続いて株価チャートとテクニカル指標を掲載します。

2020年7月初旬の株価が約7.1ドルだったのに対して、2021年7月初旬の株価は約48ドルと、およそ6.76倍になっています。

大麻銘柄は、2021年2月にReddit銘柄として注目され、急上昇後に急落した銘柄が多かったですが、

GrowGenerationについては、ピークからは下落しているものの1年前と比較して6.76倍という高い水準で推移しています。

ただ、PERは183倍(2021年7月7日時点)となっており、高い水準にあります。

これから米国の金利上昇も予想されるタイミングなので、売買のタイミングは慎重に考えたいですね。

Stock Chart (株価チャート)

GrowGeneration 2021Q1 決算

ここから、2021Q1決算の内容をグラフ化して、成長性・収益性・安全性を見ていきます。

財務分析には、財務諸表の数値を用い、見やすいようにグラフを作成しています。数値の出所は以下のとおりです。

売上・営業利益(年次)

まず年次の売上・営業利益の推移を見ていきます。

売上・営業利益(四半期)

続いて四半期ごとの売上、営業利益について見ていきます。

2021Q1(Mar.)の売上高(90,022)は、2020Q1の売上高(32,982)と比較して2.73倍となっています。

営業利益は、この一年間は4-9%で推移しています。

売上原価、販管費の推移は以下のとおりです。

売上原価は、売上高とともに増加していますが、粗利率は概ね25-30%程度で推移しています。

成長要因(セグメント別売上)

この成長は何が要因なのか?を見ていきたいと思います。

下のグラフは、GrowGenerationのセグメント別の売上です。2021Q1の内訳は以下の通りです。

  • Sales at company owned stores:自社小売店での販売(92.0%)
  • Distribution:流通(3.1%)
  • E-Commerce:Eコマース(4.9%)

自社小売店での販売が92%を占めており、このセグメントの成長が会社全体の売上の成長要因であることが分かります。

GRWGが提供する水耕栽培用品は、有機栽培のハーブ・野菜の栽培や、大麻やヘンプの栽培に利用されています。

ターゲット顧客は、有機栽培のハーブ・野菜の生産者や、植物性医薬品市場の商業生産者としています。

大麻やヘンプなどの植物性医薬品の合法化が進み、北米で認可された栽培施設が増えていることから、今後、更に需要の増加が見込まれます。

水耕栽培機器業界の総売上高は、2025年には160億ドルを超えると予測されています。

Distribution(流通)は、2021Q1から現れたセグメントで割合も3.1%と小さいですが、今後の成長を注視したいと思います。

安全性(バランスシート)

続いて安全性を見ていきたいと思います。

2021年3月期のバランスシートから、安全性の指標を見ていくと、流動比率、当座比率、固定長期適合比率、自己資本比率は良好な水準にあると言えます。

(安全性に絶対的な基準はないと考えています。表の目安はあくまで参考値です)

安全性(2021.Mar.)
  • 安全性の指標は目安をクリアしており概ね良好
    • 流動比率:524%
    • 当座比率:314%
    • 固定比率:48%
    • 固定長期適合比率:46%
    • 自己資本比率:86%
2021 Mar判定目安
流動比率524%120%以上
当座比率314%100%以上
固定比率48%100%以下
固定長期適合比率46%100%以下
自己資本比率86%50%以上
やん

安全性は良好な状態と言えそうです。
2020年に総資産がが大幅に増加していますが、後述の2020Decの財務キャッシュフローが総資産の増大に寄与しているようです。

キャッシュフロー

最後に年次のキャッシュフローをグラフ化して掲載します。

まとめ

最後にまとめです。

GrowGeneration 2021Q1決算
  • GrowGnerationは米国の水耕栽培用品の販売チェーン(北米で53店舗)を運営する企業
  • 売上高は前年同期比で2.73倍と大きく成長、株価はこの1年で6.76倍(但しPER183倍:2021.7.7)
  • この1年の営業利益率は4〜9%(2021Q1の営業利益率は9%
  • 成長要因は水耕栽培機器業界の成長。業界の総売上高は2025年には160億ドルを超えると予測されている。
  • ターゲット顧客は水耕栽培機器を使う有機栽培のハーブ・野菜の生産者や、大麻・ヘンプの生産者
  • ヘンプ、大麻市場は今後大きく拡大すると予想されている。
  • 自己資本比率86%と安全性は高い。その他の安全性の指標も良好で資金は潤沢。
やん

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

GrowGenerationの過去数年の業績を含めた財務分析は↓のページをご覧ください。

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